勉強の定義

目次




はじめに

 来てくださってありがとうございます。
 このページではタイトル通り、「勉強の定義」について書いていきます。また、あくまでも個人的な意見です。「勉強の定義」は人それぞれだと考えております。

意識したこと、このページの特徴

 偉そうな言い方にならないように気を付けました。あと、わざと結論を最後に書きました。理由は答えを皆さん自身で考えるということをしやすくするためです。ちなみに、結論がすぐに知りたい方はまとめの欄をご覧ください。

キーワード

 勉強の定義、迷う、目的、手段、記憶、理解、発想、○○(「勉強の定義」の答え)

対象の方

  • 勉強の仕方が分からない
  • Web上や先生、友達から得た、勉強の仕方に関する情報に振り回されている
  • 柔軟に勉強するのが苦手

といった問題に悩まされいる方の役に立てたらと思い、この記事を書きました。自分は高校生のころにそういった問題にぶちあたりました。また、「勉強は得意だが君の意見を聞いてあげよう」という方など、条件に当てはまらない方にも読んでいただけると幸いです。

読み方

 結論をすぐに知りたい方はまとめの章をご覧ください。ご自分で結論を推測したいという方は順番通りにお読みになることをおすすめいたします。



「勉強の定義」を考えるきっかけになったこと

結論はここに書いてあります。このページではこの「勉強の定義」というテーマを考えるきっかけになったことと、結論を出すまでの過程をそのままの順番で書きました。自分が「勉強の定義」を考えるきっかけになったのは受験生、「高校3年」のときです。そのときに抱いた問題点や特徴は以下の通りです。

  • 手段ばかりに注目していた
  • 継続できない
  • 同じ方法、完璧に計画通りにできないとすぐにほかの参考書に乗り換える
  • どうすべきかを自分で考える能力が低かったため、迷うことが多かった。すなわち、行動力、判断力、継続力が低かった
  • やり方を外部(先生や本など)から取り入れることが多かった

この問題を解決するにはどうしたらいいかを考えました。しばらく考えて出てきたのは「勉強の定義」を考えることです。
「勉強の定義」が問題を解決する理由、メリットは以下の通りです。

  • どんな行動も定義にのっとっていれば先に進むことができる
  • 柔軟性がつく。学んだ方法がなぜ効果的なのかを知ることができる。それを知ることで柔軟に方法を変えることが可能。
  • 決断力が身につく。




「勉強の定義」を導くまでの過程

 まず最初に「勉強の定義」として思いついたのは「記憶」、「理解」、「発想」の3つです。勉強をするという行為は結局のところその3つに分解されると考えました。当たり前かもしれませんが、勉強を進めるには勉強する必要があります。ただ、勉強という言葉は分かりにくいため「記憶」、「理解」、「発想」の3つに分解してみました。
さらに考えると「記憶」、「理解」、「発想」の3つを勉強以外のある1つのワードに集約できることに気づきました。この章ではその1つを導くまでの過程を記述していきます。

まず最初に「記憶」について考察していきます。
具体例から考えてみます。具体例として英単語を記憶することを考えます。英単語を記憶するとはどういうことでしょうか。自分は英単語を和訳、もしくは日本の単語を英訳することだと考えました。
一般化すると「AがBであることを記憶している=AからBを思い出せる=AからBを○○できる」となりました。また、○○のところが「記憶」、「理解」、「発想」の3つを集約した言葉です。

次に「理解」について考察していきます。
「記憶」の考察と同じように、具体例から考えてみます。あと、「ならば」を「→」と表記します。具体例として、「x+2=5 ならば(→)x=3」となることを理解するというのはどういうことかを考えていきます。「x+2=5 →x=5-2→x=3」を言えれば理解したといって良いと思います。さらに、「x+2=5 →x=5-2」を理解しているとはどいうことかを考えます。先ほどと同じようにワンクッション置いた形「x+2=5 →x+2-2=5-2→x=5-2」を言えれば理解したといっていいと言えるでしょう。そして、このことは「x+2=5 →x=3」から「x+2=5 →x=5-2→x=3」を○○できると言い換えられます。この○○は「記憶」のときと同じで「記憶」、「理解」、「発想」の3つを集約した言葉です。
一般化すると「A→Cを理解する=A→B→Cを理解する≒A→CからA→B→Cを○○する」となります。また、今回は「A→B」を理解するということにしか言及していませんが、「A=B」を理解するなど、その他の論理構造においても○○するに置き換えられると思います。それらの説明まですると非常に長くなるので割愛します。

最後に「発想」について考察していきます。 具体例として、「理解」と同じように「x+2=5 の方程式を解く」という問題に言及します。その問題を解くには「2を移項する(x=5-2)」という発想をする必要があります。そして、この「発想」という単語も○○に置き換えることができます。
一般化すると
「Aという問題を解くためにBというアイデアを発想する=Aという問題を解決するためにBというアイデアを○○する」
となります。あまり完璧な一般化でないことはご了承ください。



まとめ

 勉強の原則である○○に入る単語が何か分かりますでしょうか。答えは「連想」です。あくまでも持論ですが、自分は「勉強の定義」は「連想」だと考えました。ちなみに、「考える」ということも勉強とのつながりが強いと思いますが、この言葉も「連想する」に置き換えれると考えています。
 次に、この「勉強するとは連想することだ」という結論を役立てる方法について記述します。「どう勉強すればいいか分からない」というように勉強の仕方に迷ったら「とりあえず連想すればいい」と考えることでどう勉強すればいいかを連想できるでしょう。
 以上です。最後まで読んでくださってありがとうございました。



追記

 みなさんは勉強の原則は何だと思いますでしょうか。よろしければご意見をお聞かせください。



参考資料

 特になし